東京・町田市の高齢者施設に入居していた女性が鈍器のようなもので殴られて殺害された事件で、被害者の財布や貴金属が部屋に残されていたことが分かりました。ただ、発生から4日がたっても犯人に結び付く有力な手掛かりはなく、近所に不安が広がっています。 町田市の閑静な住宅街で起きた殺人事件は、連休明けの25日も警視庁が犯人に結び付く手掛かりを探すため、現場を調べていました。近所に住む人は「早く犯人が見つかってほしい。子どもがいる親の不安は大きいだろう」、母親が入居者だという男性は「(施設の職員は)周りの高齢の女性、うちのおふくろにも常に声を掛けていた。不安でしょうがないでしょう」と話していました。 この事件は9月21日、町田市の高齢者施設「ココファンまちだ鶴川」で、入居していた関初枝さん(69)が寝ている間に何者かに鈍器のようなもので殴られて殺害されたものです。警視庁は特別捜査本部を設置して捜査に乗り出しましたが、凶器は分かっておらず、犯人に結び付く有力な手掛かりもいまだに見つかっていません。 警視庁によりますと、関さんが暮らしていた部屋は8畳のワンルームでした。関さんの頭には鈍器で殴られたような長さおよそ10センチの傷があり、傷とは別の部分から長さ数ミリのゴムでできたねじのようなものが見つかりました。ただ、凶器との関連は分かっておらず、警視庁は鑑定を急いでいます。 部屋の入り口は施錠されていて、鍵は室内に残されていました。廊下に設置された防犯カメラには前日=20日午後9時すぎに隣の部屋に住む夫が出たのを最後に、関さんの部屋に出入りする人は写っていませんでした。また、近所の駐車場にある防犯カメラには、前日の夜から関さんが倒れているのが見つかった朝にかけて、不審な人物は写っていなかったということです。一方で、中庭に面した窓には鍵が掛かっておらず、中庭に防犯カメラは設置されていませんでした。警視庁は何者かが姿が映らない中庭から関さんの部屋に侵入した可能性が高いとみていますが、今のところ、ベランダで足跡などの侵入を示す痕跡は見つかっていません。 また、部屋にあったたんすには物色された跡が見つかりましたが、現金が入った財布やネックレスなどの貴金属は残されていて、部屋から持ち出されたものはなかったということです。
関初枝
何もする事ないのにアパレルの撮影に呼んでみたwwwww